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一条真也
互助会から互助社会へ
今年度から全互協の広報・渉外委員長をさせていただいている。その関係で、最近、社会貢献基金の助成金交付式に立ち会うことが多い。高松や東京や堺で、さまざまな団体に助成金の目録をお渡しした▼社会貢献基金は、地域のさまざまな災害の救済、社会福祉事業、環境保全事業、国際協力など社会貢献活動を行う各種団体等への助成、ならびに社会貢献に資する調査・研究を目的とした事業に対する助成を行うためのものだ▼それによって、日本の生活文化と地域社会の発展に寄与することを目的としている。毎年多くの団体から助成金交付の申し込みがあり、審査の結果、交付するプロジェクトを選ぶ。「互助会」が「互助社会」への入口となるためにも、社会貢献基金による助成活動の意義は非常に大きい▼クラウンの姿をして、難病の子ども患者を笑わせる団体がある。高齢者や認知症患者を介護している方をサポートする団体がある。いじめなどで不登校になった小中学生とその親を支える団体がある。障害者をもつ親御さんを励ます団体がある▼みんな、助け合い社会をめざしている。そのお手伝いを互助会ができるのは素敵なことだ。みなさんの輝いている顔を見ていたら、とても元気が湧いてきた。(一条)
2010.12.10