ハートビジネスとは人を幸福にするビジネスです。冠婚葬祭、ホテル、イベント、テーマパーク、リゾート 、レジャー、エンターテインメント、アート、スポーツ、レストラン、ナイトスポット、その他いろいろ・・・・ ハートビジネスは人の心に働きかけ、感動を与えたり、病んだ心を癒したりすることができます。 つまり、「感動」と「癒し」のビジネスなのです。
ハートビジネスは、これからのハート化社会において産業の主流となってゆきます。ハートビジネスには さまざまな業種がありますが、現在、第三次産業としてひととくくりにされています。 しかし、この第三次産業という概念は経済学者コーリン・クラークが1940年代に提案したものであり、 時代遅れ以外の何ものでもありません。現在の産業は七つのレベルで分類するとわかりやすいでしょう。
第一次と第二次は従来通りとして、第三次は手や足などによる「筋肉サービス」で、代表的な業種は洗濯業 、宅配業、運送業など。第四次は、いわゆる装置産業で、知恵によって開発して筋肉によって保守などをする 「複合サービス」。金融機関、私鉄、貸しビル、不動産業などがこれに含まれます。 第五次は知恵のサービスで、教師、コンサルタント、システム、エンジニアなど。マスコミやシンクタンクもここに入ります。 第六次は情報サービスで、レジャー施設業、映画会社、劇団、芸術家など。そして第七次が宗教サービスで、冠婚葬祭業 、神社、寺院、教会などが含まれます。 つまり、高次の産業になればなるほど付加価値が高くなり、ハートビジネスは主に第六次と第七次の産業に集中しています。
ハートビジネスとは人をハートフルにし、ハートピアを想起させる心のビジネスです。21世紀はハートビジネスの時代になるでしょう。